ED薬の正しい服用法

※ED治療薬は1日1回、24時間以上あけて服用ください。

心臓の病気で、硝酸剤の治療を受けている方は服用しないでください。

  • 心臓病の薬としてよく用いられているニトログリセリンなどの硝酸剤を使用中の方はレビトラ錠を決して服用しないでください。
    急激に血圧が降下し、場合によっては死に至るおそれがあります。

性行為には心臓に負担をかけます。
無理をしないようにしましょう。

もし、ED治療薬 服用後に狭心症の発作が起きた時は

  • 狭心症の発作が起きた場合は、その場で安静にし、直ちにかかりつけ医に連絡してください。
    発作の治療にあたる医師には必ずED治療薬を「服用している」ことと「服用した時刻」を伝える必要があります。
  • 今までに狭心症と診断されたことがない方でも、性行為中に狭心症の発作を起こす場合があります。
  • 一般に、狭心症などの発作の治療には硝酸剤がよく使われますが、ED治療薬を服用している場合は、血圧を下げる働きが増強し、急激な血圧の下降を起こすおそれがあります。
  • 発作の治療に硝酸剤が使えない場合、他の治療薬を使用しなければならないため、硝酸剤と同じ効果が得られないことがありあす。

発作時にはご自身でそのことを伝えることが出来ない場合が十分考えられます。あらかじめパートナーあるいはご家族の方にED治療薬を服用していることを伝えておき「ED治療薬を服用していること」が医師に伝わるようにしてください。

ED治療薬を服用できない方。

  • ED治療薬を服用して過敏症(アレルギー)を起こしたことのある方
  • 心血管系障害などにより医師から性行為が不適当だと診断された方
  • 先天的に不整脈がある方、現在、抗不整脈薬を使用中の方
  • 最近6ヶ月以内に脳梗塞・脳出血や心筋梗塞を起こしたことのある方
  • 重い肝障害のある方
  • 血液透析が必要な腎障害のある方
  • 低血圧(安静時収縮期血圧<90mmHg)又は治療による管理がなされていない高血圧(安静-時収縮期血圧>170mmHg又は安静時拡張期血圧>100mmHg)
  • 不安定狭心症のある方
  • 抗ウィルス薬、抗真菌薬(外用除く)を使用中の方
  • 網膜色素変性症(進行性の夜盲)の方

次に当てはまる方は、必ず医師にご相談ください。

  • 肝臓の病気
  • 血液の病気(鎌状赤血球性貧血、多発性骨髄腫、白血病)
  • 血が止まりにくい病気
  • 胃・十二指腸潰瘍
  • 陰茎に病気または奇形のある方
  • PDE5阻害薬または他の勃起不全治療薬・勃起補助器具を使用している方や手術を受けたことのある方

ED治療薬とα(アルファ)遮断薬(排尿障害や高血圧の治療薬)とを一緒に服用することで、「めまい」「立ちくらみ」などが起こるおそれがあります。
高所での作業、自動車の運転など危険を伴う機械を操作する時は十分ご注意ください。

ED治療薬を服用した後に、気を付けていただきたいこと

  1. 「顔がほてる」「頭痛」「消化不良」「はきけ」「鼻づまり」「動悸」「物が青く見えたり、まぶしく見える」などの副作用があらわれることがあります。
  2. ED治療薬には性行為感染症を防ぐ効果はありません。
  3. ED治療薬は催淫剤や性欲増進剤ではありません。
  4. ED治療薬を他の人に譲らないでください。



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